ｕｎｆｏｒｇｅｔｔａｂｌｅ

一言で言うと・・・地獄絵図。

とんでもないものを見てしまった。

これが運命なのだとしたら、あまりにも過酷すぎる。

人は一体何のために生まれてくるのだろうか？

人の生死について・・・考えさせられる。


この件はいつか、自分でケリを付けなければいけない・

そのために何をすべきか？時間はまだある。

12月25日PM8：000過ぎ
1本の電話・・・
『電車が脱線して怪我人が多数出ている模様・・・
　　現場に急行してくれ』
私は前日のクリスマスイヴから風邪をこじらせ寝込んでいた・・
何がなんだかわからぬまま、着替えを済ませ会社に直行・・・
現在の状況、現場を確認し先輩とすぐに現場へ・・・
しかし、現場は会社から車で2時間の場所・・・
更には猛吹雪。前だけでなく、事故そのものの全体像が見えない中車を走らせる。
車内のラジオで現場の状況が少しづつ明らかになるに連れて
事故の悲惨さが明らかになってきた・・
原因は何なのか？雪か？風？それとも人為的ミスか？
車を走らせて１時間ほどで、先輩との会話が全くなくなる。

８ヶ月前、関西で起きた同様の事故が頭をよぎる。

PM11：00頃現場到着
車内で想像していたよりも悲惨な光景が目に飛び込んできた
『これはイカンだろ・・・』
思わず口にしてしまった・・・
しかも、猛烈な吹雪のためさっぱり前が見えない・・・暴風雪波浪警報発令中。
気温は氷点下２度。
惨状を前にた呆然と立ち尽くす同業者
正に地獄絵図という以外に形容できない状況、何もかもが瞬時に凍る。
これ以上の話は、ニュースの報道でなされているとおりですが

被害にあわれた方にとってもそうだが私にとってもこの事故は一生忘れる事がないものとなってしまった・・・
極限の状態で何をすべきか？いろんな意味で大きな経験をしました。
しかし、ああいう事故は二度と繰り返してはいけない・・・
そのためになにができるか？
これからのテーマが見えてきたような気がしました・・・

過ごす相手もいないので何事もないと思っていたが
一生忘れられないクリスマス・・・


あのとき、一体何があったのか？それを全て解明することが必要。

どうやら、この土地とはただならぬ縁があるようだ。