39条

2007年7月20日 時事ニュース
07月20日付 朝日新聞の報道「終業式の朝騒然、登校指導の矢先 宮城女児刺傷」へのコメント:

★もう、どこで起きても驚かないようになった、この手の事件。
幸い、被害にあった女子児童は命に別状がなかったことが
唯一の救いですね。
 でも、刺し傷は背中から腹部に貫通していたとのこと・・・
被害者はこの先、心に大きな傷を抱えて生きていくことになるかもしれない。学校や家庭だけでなく、地域で支えていかないと。

 今回の事件。犯人は近所に住んでいる50歳代の男。
ニュース報道で見て、名前が出てなかったから
やっぱりね・・・

 病院に行っていたんだって。30年間も。

逮捕された当時は例によって『意味不明』な言動を繰り返していたらしい。

 肝心の犯人がこんな状況じゃ、動機の解明はもちろんのこと
何も解決しないまま終わるんじゃない?
じゃあ、刺された女子児童はどうなる?

 近所でも結構、有名というか、中には問題視する人もいたらしいじゃないですか?
 申し訳ないけど、こういう方達の生活について何か方策をとらないといけないんじゃない?
 
『安全で安心な町◎◎!!』
みたいな感じで目標立ててある町が頑張ったとする。
当然、刑法犯認知件数を減らす為、警察のパトロールも強化。
繁華街は見違えるように治安が回復し、非行少年もいなくなる。

・・うん!なんて素晴らしい光景だ!

でも、こういう場合の治安回復。そして安全な町への取り組みは
対象を”犯罪の危険があるもの”に限っているのでは?

一番怖いのは、今回みたいな事案。

非行少年よりもタチが悪い。

非行少年は罪を犯せば裁かれるか、何らかのペナルティを受ける
可能性がある。

でも、今回のような事件では被疑者がこういう状態だったため
罪に問われない可能性がある。
刑法39条。

精神鑑定でこれはアカンと判断されたら・・・
39条発動。
その前に入院してしまうこともある。

でも、いつか出て来ちゃえば、一緒だよね?

昔、何かの裁判で、こんな内容の判決があった。
『更正の機会を与えるよりも、再犯から世の中を守るべき』

まさにその通りだと思う。

一人の人間が立ち直るのをまっている間に
別の人間が別の犯罪を犯すような時代です。

時代は法律が制定された時よりも遙かに悪い方向に向かっている。

ここ最近、少年法の改正云々という議論がある。
厳罰化の方向に進んでいるみたいです。

それはそれでいいのだろうけど、

39条もこのままでいいのかな?

変えられないのであれば、2度と同じ事件が起きないように
方策を整備するべきだと思う。

★被害者がいれば、必ず加害者が存在します。
逮捕されたら『意味不明』なことを言えば何とかなるかも?
そんな、意味不明な論理がまかり通ろうとしている

なんでもかんでも精神鑑定。
大人であればどんな状態であれ、犯した罪に対しては
責任を取れ。

また、登校中の悲劇であることなどから
今回は流石に学校に管理責任を問うのはどうかとおもう。

そして、女子児童にも多分だけど、非はないのでは?

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