危機意識

2008年6月17日
■岩手・宮城内陸地震

きょうのテレビのニュースは全てこれでもちきりでしたな。
そりゃあ、そう。
 秋葉原も江東区の事件も、京都の事件も、豊田の事件も一気にふっとんだ・・・
 思ったよりも被害がでかかった。

ていうか、何がすごかったかって・・・
山が。動いた。

風林火山でも動かざること山の如しとかいわれているのに
今回の地震では山がいとも簡単に崩れ落ちた。

その影響で、今も多くの人が生き埋めもしくは行方不明になっている。

今回の地震って・・・新潟県中越地震に似ているよね。

中山間地での被害が多い。
どうしても、地震特番とかでは
東京で震度7の地震がきたら?とかいう仮定のもとで話をすすめていく。そりゃあ、沢山のひとが住んでいるだから当然だけど

対策だってどうしても都市〉地方というような感じになりがち。

今回の地震では同じ県には東北1の大都市・仙台市があった。
でも、被害は小さかった(これは、宮城県自体が
来る宮城沖地震に備えての対策を強化している部分もあるのだろうが)

それに比べて、震源に近かった中山間地では被害が続出・・
道路はグチャグチャ。山は崩れるは、なんだかんだで
沢山の命が奪われ、住む家を失ったひとが出たり
集落が孤立した・・・

今回は東北でおきたけど、この手の地震って
どこで起きてもおかしくない。

被害に遭わないためにという対策は絶対に成立しない。
こういう場合は、被害を最小限に食い止めるためにどうするか
ということになるだろう。

そのためにはシミュレーションをしておく必要がある。

幸い、人類は学習することができる生き物。

こればかりは他人事ではない。

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