思いやり回数券

2008年9月7日
人生の中で、人に対して『思いやる』ことが出来る回数が決まっているとする。
 例えば、1日に3回までと計算すると、3回×365日。
1095回。人生80年だとすると、87600回。

 80年の人生の中で、この回数だけは絶対に思いやりを発揮しないといけないというノルマ。

 人が良すぎて、若いウチからどんどん優しさを発揮しまくってノルマを速く達成する人も居れば、
  
 中には全く『思いやり』を発揮することが無い人もいるでしょう。

 

 こんな事が現実にあるわけではないのだが、あったらどうなるんだろうか?とふと考えてみた。

 『思いやり回数券』

人生80年の間、その回数券を使い切ってしまった人は
その途端、人が変わったように、不親切になる。

 使い切っていない人は、帳尻を合わせるために、突如優しさを発揮し出す。

 死ぬまでの間に、87600回の『思いやり』を発揮しなければいけないから、ペース配分が難しい。

 でも、これをいつ使うかは個人の意志ではどうにもならない。

本人の意思に関係なく、思いやりを発揮した段階でどんどん
カウントされていく。だからペース配分なんぞ、しようにもできないのだ。

 で、自分はどうだろうか?ちょっと考えてみた。
多分、相当有り余っているだろう。

 ただ、そんなことを考えた日曜の昼下がりでした。

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